カイロプラクティックは、アメリカのD.D.パーマーによって1895年(明治28年)に創始されました。
パーマーのもとで働いていたハービー・リラードは難聴と背中の痛みに苦しんでいました。ある日、パーマーが彼の背骨に触れてみると、一部異常に盛り上がった「隆起」を発見し、もしかするとこの背骨が戻れば彼の難聴が治るのではないかと考え、その「隆起」を押してみました。すると隆起は元に戻り、苦しんでいた難聴と背中の痛みが治ったのです。
これをきっかけに彼は背骨の異常に着目し、「人間には健康を維持し、回復させる自然治癒力が潜在的に備わっている」と信じてカイロプラクティックに邁進しました。
カイロプラクティックの語源は、「カイロ」=“手”、「プラクティック」=“行
なう”を意味するギリシア語の造語です。
その後、1913年にオクラホマ州、ノースダコタ州、カンザス州で初めてカイロプラクティックが法制化されました。
1922年、転機が訪れます。ニューヨークで米国医師会の弾圧によって、100人以上のカイロプラクターが検挙されてしまいました。ところが、市民たちが「私たちには治療を受ける権利がある」と主張して市民運動が加速し、その結果アメリカ各州でカイロプラクティックが認められて次々と法制化されたのです。
日本には1916年(大正5年)川口三郎によって紹介され、国民に親しまれてきました。
現在、日本ではカイロの法律はありませんが、世界約40カ国において法制化されています。
筋骨格系の機能・構造的な障害とそれが及ぼす神経系の機能異常、ひいては健康全般への影響を診断、治療、予防する専門職です。
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